2025年10月号の主な内容(目次はこちら)
特集「公的統計のミクロデータ研究」(巻頭言)
この特集は、本年8月号から継続してきたミクロデータ研究に関する特集シリーズの最終回(第3回)です。これまで特集した行政情報および税務データに続いて、今回は公的統計のミクロデータ研究に焦点を当てます。公的統計のミクロデータについては、2007年の統計法の全面改正によりデータ利用のための法令・規程等が整備され、研究目的での利用が進み。令和7年3月からは利用上の利便性も向上しています。この連載では、公的統計のミクロデータ利用の環境や手続き等の改善の最新動向および研究成果の事例等を紹介しています。
統計ウォッチング「就業構造基本調査による職業別に見た所得分布」 /勝浦正樹(名城大学教授)
近年、所得格差についての関心が高まっていますが、所得格差は就業者全体についてだけではなく、職業別にも注目することが必要と考えられています。ここでは世帯調査である就業構造基本調査を用いて職業別の所得分布を分析しています。世帯調査データから分布を把握することによって、就業者側からみた所得分布を把握することができます。
連載「滋賀大学におけるデータサイエンスの産官学連携」(6)
今回は、株式会社マイナビにおけるキャリア・就職支援におけるデータ活用に関する滋賀大学との共同研究を紹介します。
英国王立統計協会Significanceから 「偉大な一歩:宇宙飛行士が月面を安全に歩くための手助け」
宇宙飛行の計画においては、宇宙飛行士が月面に到達した場合に、どのようにすれば安全に歩くことができるか予め検討しておくことが必要です。そのための方法としては、実際に月面と同じ低重力の環境を作るのが難しいため、シミュレーションが行われています。本稿ではそのシミュレーションの考え方および方法の概要が紹介されています。
日本統計協会