この度、当協会の川崎茂理事長及び国友直人評議員が第5回日本統計学会中村隆英賞を授与され、本年9月10日(水)、関西大学において開催された統計関連学会連合大会において授賞式が行われましたので、お知らせします。
両氏の受賞理由の概要は以下のとおりです。
両氏の略歴および受賞理由の詳細は、日本統計学会の次のサイトをご覧ください。
川崎茂理事長
川崎茂氏は多年にわたり統計行政に携わり、公務在職中及び退官後も一貫して経済統計を含む公的統計の作成・推計・分析等における改善・発達に多大な貢献をした。また、統計教育の発達・普及を推進したほか、国際的な統計整備について日本としての積極的な発信・交流にも努めた。
国友直人評議員
国友直人氏は、計量経済学及び計量ファイナンスの統計モデル推測理論において優れた研究業績を挙げるとともに、公的統計の作成を担う官公庁の実務者に対し長年にわたり積極的に助言を行ってきた。また、実務家からの相談事例を基に、取り組む価値のある課題を学術界に示し続けてきたほか、総務省の「速報性のある包括的な消費関連指標の在り方に関する研究会」座長を務め、新指標の作成方法および体系化の在り方等についてに検討を行い、報告書の取りまとめに多大な貢献をした。